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LINE、仮想通貨決済導入を検討、Facebook・Telegramも仮想通貨採用となるか

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LINE Payに仮想通貨決済導入を検討

 メッセンジャーアプリのLINE【3938】が決済サービス「LINE Pay」の仮想通貨導入を検討中ということがわかり話題になっています。

 国内外の仮想通貨取引業者と具体的な連携に向けて協議を進めているということで、LINEは協議先の企業を明らかにしていませんが、一部メディアの報道によると、韓国の仮想通貨取引所「Upbit」と提携を行うとの見方もあるようです。

LINE Payの需要拡大に繋がるか

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LINE PAYはLINEの友だち同士でお金を送ったり、ネットショッピングや対応サービスの決済に使ったりできるモバイル送金・決済サービスです。

LINE PAYの主な機能

  1. LINE Payにお金を入れる「チャージ機能」
  2. LINEの友だちにお金を払う「送金機能」
  3. LINEの友だちに支払いを要請する「支払い依頼・割り勘機能」
  4. LINE Pay導入加盟店や提携サービスで決済を行う「決済機能」
  5. LINE Payに貯まったお金を引き出す「出金機能」

個人間送金の手数料が無料で、実店舗でも使える「LINE Payカード」も登場したことで活用の幅が広がり、「LINEポイント」も貯めやすくなるなど、注目を集めています。ビットコインはおそらくこのLINE Payの「チャージ機能」に利用できるようになるのではと予測されます。

提携先と噂のUpbitとは

Upbitは2017年10月に開設された、韓国で最も人気のあるメッセージアプリ「カカオトーク」ベースの取引所で、韓国国内で急速にシェアを拡大しています。アメリカ拠点の大手仮想通貨取引所Bittrex社との提携により120を超えるコインを取り扱っているのが特徴で、昨年12月には韓国最大の取引量を誇る仮想通貨取引所Bithumbの取引量を上回ったとも言われています。

※詳しくは当ブログの過去記事を御覧ください。

【関連記事】

【海外の取引所】韓国カカオトークのグループ会社が仮想通貨取引所「UPbit」を設立へ

LINE・カカオトークと有名メッセンジャーアプリに続き、大手SNSを手掛ける企業も仮想通貨に関心を向け始めているようです。

フェイスブック、仮想通貨の活用方法を探りたいザッカーバーグ

2018年の初めにFacebook最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカバーグ氏は、自身の投稿で「仮想通貨を同社のサービスでどのように活用していくかを探る」と、今後仮想通貨とブロックチェーン技術がFacebookで採用される可能性に言及しました。「Facebook」の画像検索結果

同CEOは、ここ2年ほどフェイスブックが直面しているヘイトスピーチや偽情報の拡散といった継続的な問題を是正するため2018年にどのように取り組んでいくかを説明。その上で「中央集権システムからパワーを奪い、人々の手に取り戻す暗号化と仮想通貨という重要なカウンタートレンドがある」と指摘し、「テクノロジーのプラスとマイナスの側面、それにわれわれのサービスでの最善の活用方法を調べることに関心を抱いている」とコメントしました。

Telegramも過去最大級ICOを計画中

LINEやカカオトークなどのようなチャットアプリの1つで、急速に世界中に広まっている「Telegram(テレグラム)」も、ICOInitial Coin Offering、イニシャルコインオファリング)を計画中です。

「テレグラム」の画像検索結果f:id:btcinfo:20180122102035p:plain

テレグラムユーザーは世界で2億人以上いるとされていて、各仮想通貨が公式テレグラムを設けていることも多く、仮想通貨を利用する上で公式の情報を得るのにも有力なツールとなっています。

テレグラムのICOについては、テレグラムが構築するプラットフォームは「Telegram Open Network」の頭文字からTONと呼ばれ、その中でGRAM(グラム)と呼ばれる仮想通貨を作ります。グラム(GRAM)は約1.2ドルで販売される予定です。

ICO全体の規模は40~50億ドルくらいになるとも言われており、おそらく過去最大級と見られています。しかしまだ公式の声明ではなく、2018年3月くらいから順次発売されていくようですので、テレグラムから公式な発表があればまた当ブログでも詳しくお知らせしたいと思います。

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