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海外の主なビットコイン(仮想通貨)取引所を紹介

ビットコインを始めとする仮想通貨への関心が日増しに高まっており、国内には12社程のビットコイン(仮想通貨)取引所があります。

しかし、ビットコインは世界共通の通貨ですから、日本に限定する必要はありません。海外にも数多くの取引所が存在し、国内よりも扱う仮想通貨の種類が多いなどの利点もあります。また、価格差を利用したアービトラージ取引なども可能です。

今回は海外の主要なビットコイン(仮想通貨)取引所を紹介していきます。

海外の主要なビットコイン(仮想通貨)取引所

Poloniex(ポロニエックス)

Poloniexは取引量世界一の海外取引所で、取り扱い通貨数も多いです。日本国内での利用者も多く、取扱う仮想通貨は100種類近くあり、まだ有名でない仮想通貨の売買も可能です。特に仮想通貨時価総額ランキング上位の通貨がラインナップされており、ポロニエックス(poloniex)に上場することで、資金が集まりやすくなり、上場直後に上場した通貨の価格が高騰することが多いようです。販売所ではなく全ての仮想通貨をユーザー間で売買できるため、国内よりも割安な点がメリットです。

coinbase(コインベース)

coinbaseはアメリカの取引所で、欧州にも展開しています。米国50州のうち半数近くから認可を受けており、信頼の置ける規制された取引所と言えます。三菱UFJが出資したことでも話題になりました。2015年アメリカで初めてビットコインデビットカードShift Cardを発行した会社でもあります。ただ、アメリカの口座の登録が必須なので、日本から利用するのは難しくなっています。

Bitfinex(ビットフィネックス)

Bitfinexは香港の取引所です。米ドルでの取引高世界一を誇ります。ビットコインの他、イーサリアム、ライトコイン、テザーなどの取引が可能です。

Kraken(クラーケン)

Krakenはアメリカの取引所で、MtGOXの破産手続き支援会社に選ばれ各メディアでも評価が高く、子会社が日本にあり日本語での対応が可能なので使い方や登録方法に難しい点はありません。ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ドージコイン、ステラなどの取引が可能ですが、日本円ではビットコインとイーサリアムのみの対応です。

OKcoin、Huobi、BTCC

OKcoinHuobiBTCCは中国の三大取引所です。最近は規制により以前ほど活発な取引はされていませんが、世界的に影響力の大きな取引所になります。

海外の取引所を利用する際の注意点は?

海外取引所を利用する際に最も注意すべきは入金です。日本円に対応している取引所は少ないので、一旦海外通貨に交換してから入金する必要があります。ただ、手間と時間がかかるため、あまりお勧めはできません。

便利なのは、日本のビットコイン取引所のコインチェック(coincheck)ビットフライヤー(bitFlyer)等で口座を作り、ビットコインで海外取引所の口座に送金し、取引を始めることです。ビットコインの送金は最短10分程度でできるので、一旦ビットコインで送金をしてから対応している法定通貨に交換してもいいですし、ビットコイン建てで取引しても構いません。この方法ならすぐに取引が開始できます。

本人確認やサポートについて

海外の取引所を利用する際も本人確認は必須になります。各社によって違いはありますが、免許証の場合申請から承認になるまで2ヶ月かかったなんて話もありますので、パスポートがあるとスムーズです。日本でのクレジットカード入金が始まった取引所もありますが、サポートは基本英語になります。何かトラブルがあっても英語で伝えなければならないので、利用のハードルは高いです。また、各社によってサポート体制には差があります。

メリット・デメリットを把握し充分な注意を

海外取引所は豊富なアルトコインを扱っていたり取引高が多かったりとメリットがある一方、情報量が少ないため利用には十分な注意が必要です。Poloniex(ポロニエックス)などは国内利用者が多く分からない点も調べやすいですが、こうした取引所は稀で大手取引所でも情報は限定的です。

 

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